「引き渡し」について
ご来店、ご入店の前に消毒をお願い致します。
仔犬・仔猫のお持ち帰りの際は、クレートをお持ちいただくか、当店でも簡易なものをご用意しております。
なるべく当店でお持ち帰りいただくに当たってのお品をご準備させていただいておりますが、それ以外で必要な物やご心配なことがございましたら、事前にご連絡くださいませ。
当日にご来店いただき、お気に召した場合でも当日連れて帰っていただくことも可能です。
2013年の動物愛護法改正に伴い、対面販売のみ可能と定められました。その為、当店ではご来店のお客様のみの販売とさせて頂いております。
「予約」について
予約について、予約金を現金でお支払い、またはお振込みを頂戴したお客様のみ予約させて頂きます。
予約の仔犬・仔猫のお預かりは、原則10日以内とされていただきます。
欲しい仔犬・仔猫がおりましたら、ご見学にご来店頂くか、メールまたは、お電話にてご確認下さいませ。
遠方で、電話・メールなどでご予約される場合は、欲しい仔犬・仔猫のナンバーをお伝えいただきご確認下さい。
「予約の流れ」について
STEP1
住所、電話番号、お名前、お引取り日をご指定下さい。
STEP2
予約金1万円をお支払い頂きます。お振込みの場合は、24時間以内にお振込みをお願い致します。
STEP3
当日予約頂いた仔犬・仔猫をお渡しさせていただき、お受け取りのご説明と署名をお願い致します。
「予約のキャンセル」について
予約金ご入金後に、お客様のご都合によるキャンセルは、いかなる場合も予約金を返金出来ません。
仔犬・仔猫の体調不良によりお渡しができなかった場合は、全額返金させて頂きます。
「保険」について
仔犬・仔猫の動物保健のご加入を強くおすすめしております。購入時加入も可能です。
保険の適用について、インターネットや他店やペットショップでご加入頂いた場合、適応まで1ヶ月~2ヶ月かかるばあいがございます。
購入より1ヶ月は保証しておりますが、それでも後から先天性の病気にかかっていた等のトラブルを防ぐため、できるだけお早めに加入を推奨しております。
当店は、必ず1回目の6種混合ワクチンを行います。また、離乳食などのサポートもさせていただきます。
詳しくは、仔犬・仔猫のお渡し時にご説明致します。
「飼育」について
飼養施設、用具
飼養施設は、動物の大きさや習性に応じた十分な広さを備えたものを用意しましょう。排せつ施設、隠れ場、遊具等も必要です。また、清掃等が容易で、逃げ出したりしない構造のもの、突起物等により障害等を受けるおそれがないものを選びましょう。
犬舎、首輪、リード、食器、水入れ、寝床、トイレ、ブラシ、遊び道具など
清掃等
動物の健康と安全を守るため、定期的に掃除や消毒を行い、適切な衛生状態を維持しましょう。
トイレの清掃は1日1回以上、犬舎や食器の清掃は汚れの程度を見ながら必要に応じて実施しましょう。
環境
適切な日照や通風等の確保を図り、適切な温度や湿度が維持された飼養環境を確保しましょう。
<屋外で飼う場合>
①南向きで風通しのよい場所を選びます。
②迷惑・危害防止等のため、できるだけ家族のいる近くに置き、道路側等外来者の出入の多い場所は避けましょう。
③強い日差しやノミ・蚊から守りましょう。
④鎖につなぐ場合でもなるべく動きを制限しないよう工夫します。
⑤犬舎の周囲は清潔に保つ、6.鳴き声やふん尿により迷惑をかけない場所を選びます。
<屋内で飼う場合>
①危険物や毒になるものの管理をしっかりします。
(また、室内での排便・排尿のしつけをするとともに、できる限り不妊・去勢手術を行うことにも留意)
②食事と栄養管理
動物等の種類や品種、発育状況等に応じて適切に給餌・給水を行いましょう。
食事の種類
離乳食~ドッグフード(総合栄養食)や自家製の犬専用の食事
食事の回数や量
1日2回(幼齢時は3回)。量は、体重あたりの量を基本にして、犬の体重の変化や体の調子、便の状態などを見ながら調整します。
飲み水
水道水を使用。蒸留水はカルキが含まれるためNG。新鮮な水が飲めるように、きれいな容器に入れて置いておきましょう。
注意すること
与えてはいけない食べ物があるので注意が必要です。また、与え過ぎによる肥満も、動物の健康にとっては好ましくありません。
①人の食べ物は欲しがっても与えない。
②食事は時間を決めて与え、残したときはすぐに片付ける。
③魚の骨や鳥の骨、チョコレート、タマネギ、ネギ類は与えない。
運動及び休養
運動の習性等に応じた必要な運動、休息及び睡眠を確保するようにします。
①犬が健康に過ごすため毎日の散歩が必要。夏場の暑い時間は避ける。
②必要な運動量は、品種、年齢などによって異なる。
(目安)小型犬:朝夕10~20分、中型犬:朝夕20~30分、大型犬:朝夕30~40分
子犬や老犬には無理をさせない。
③散歩の時は必ずリードにつなぎ、ふん処理の道具を携行して持ちかえる。
しつけ
人間社会のルールを教えます。しつけのコツは叱るのではなく褒め、おおげさにほめて教えます。体罰、大声、おどしは絶対に避けて下さい。
①人が常にリーダーシップをとり犬の行動をコントロールします。主従関係をしっかり認識させ、理想的には犬は家族の最下位に位置するよう接すれば、家族の要求に従う犬に育ちます。
②号令は、常に家族や飼育する人全員が同じ掛け声でします。
手入れ
動物の健康を保つためには、日頃の手入れは大切です。体内をくまなく触ることは、病気や異常の早期発見につながります。また、飼い主が犬の体をくまなく触ることは、スキンシップを図るとともにリーダーシップを示すことにもなり、しつけのトラブルの未然防止にもなります。
①ブラッシング
汚れや抜け毛を取り除き、つやのある毛にすると同時に、皮膚の血行をよくします。運動の後に、まず毛並みに逆らってブラシをかけて汚れを浮かし、次に毛並みにそってブラッシングします。特に、毛の抜け替わる時期には、たんねんなブラッシングが必要です。長い毛の犬はブラッシングを怠ると、毛玉ができて手がつけられなくなってしまいます。また品種によっては定期的なカットが必要となります。
②シャンプー
回数は飼う場所や毛の長さなどによって異なります。一般的には1ヶ月に1回程度。寒い時期は、避けます。毛の少ない個体の場合は、皮膚の炎症を起こす場合があるため気をつけます。
③つめ切り
室内飼いの小型犬はもとより、十分に散歩をしている犬でも親指のつめは地面につかないので伸びてしまいます。伸びすぎたつめを放置すると、毛布などにからまり、つめを折ったりはがしたりすることがあるので注意が必要です。深爪により出血をする場合があるため獣医師やトリマーに依頼するのも必要です。
④耳の手入れ
耳の中を確認してみてください。健康な犬は、耳垢はわずかでほとんど臭いませんが、臭いがきつかったり黒い耳垢がたまっている時は、獣医師に相談が必要となります。綿棒などでのふき取りは、耳の粘膜を傷つけ、汚れを押し込むことになるのでよくありません。
⑤歯の手入れ
犬用の歯ブラシや、歯ブラシウエットティッシュで歯と歯茎、奥歯の外側や歯石のつきやすそうな場所をこすります。歯石を放置しておくと歯肉炎、歯槽膿漏になります。歯が悪いと口臭がきつくなり、心臓や腎臓などの病気の原因になるおそれがあります。
⑥病気
かかりやすい主な病気
動物の種や品種によりかかりやすい病気があります。
1.腸管内寄生中症(回虫、鉤虫、条虫など):
下痢や食欲不振などが主な症状。放っておくと死亡することもあります。多くは便の虫卵検査で診断し、寄生虫の種類に応じた駆虫薬の投与により駆虫できます。
2.パルボウイルス感染症:
おう吐、下痢が主な症状。子犬では発病してから1~2日のうちに死亡します。予防ワクチンがあるので、生後2~3ヶ月になったら接種します。
3.犬フィラリア症:
そうめん状の細い虫が心臓や肺動脈の中に寄生する病気。蚊に刺されることで感染し、寄生数が多いと心臓の機能に障害を与え、放っておくと心不全で死亡することもあります。
人と動物との共通感染症
動物から人へ、人から動物へとうつる病気を、人と動物との共通感染症といい、200種類以上あるといわれています。主な共通感染症及び犬にかかりやすい感染症には、次のようなものがあります。
・犬:パスツレラ症、皮膚糸状菌症、回虫症、狂犬病など
・猫:猫ひっかき病、トキソプラズマ症、回虫症、Q熱、狂犬病など
・ウシなど:Q熱、クリプトスポリジウム症、腸管出血性大腸菌症など
・サル:Bウイルス病、細菌性赤痢、結核など
・ネズミ:レプトスピラ症、ハンタウイルス肺症候群、腎症候性出血熱など
・鳥類:オウム病、高病原性鳥インフルエンザ、ウエストナイル熱など
・ミドリガメ等:サルモネラ症など
狂犬病
感染した犬などの動物に噛まれてうつる恐ろしい病気。温血動物は全て感染します。現代でも治療法はなく、人も動物も発症すると100%死亡します。日本では昭和32年以降流行はないが、世界では現在でもほとんどの国(地域)で発生し、年間3万人以上の人が死亡したとされています。
1.皮膚糸状菌症、かいせん症、白癬菌症:
糸状菌(カビの仲間)やかいせん(ダニの一種)による皮膚病は、人にもうつることがある。また、人の水虫(白癬菌症)は人から犬にうつることがあります。
2.エキノコックス症(多包状虫):
本来、キツネとノネズミの間で感染している寄生虫病。犬はノネズミを食べることで感染、ほとんど症状を示さなく、虫卵が人の口に入ると、子虫が肝臓などに寄生して、長い年月の後に肝障害などの症状を起こします。流行地は北海道なので、犬をつれて旅行する時は、犬がノネズミなどを食べないように気をつけましょう。犬に寄生したエキノコックスは薬で駆除できます。
健康管理と予防方法
動物がかかる病気は、感染症、腫瘍、生活習慣病など人と同じようにたくさんあります。病気を早期に発見するためには、常に気にかけ、元気・食欲・尿や便の状態などに注意することが大切です。良い獣医師を決め、様子がおかしいときは早めに受診しましょう。
また、共通感染症を予防するため、口うつしで食べ物を与えるなどの過度の接触は控え、ふんや尿は早めに処理をします。動物の体や生活環境を清潔にし、動物の体に触れたりふんや尿を扱った後はよく手を洗います。日常の変化を感知し普段から動物の健康状態に注意して、具合がおかしいと思ったら早めに獣医師に相談してください。
不妊・去勢措置
飼養頭数が増え、適切な飼養管理ができなくなってしまった場合に、動物を劣悪な飼養環境下に置いてしまうだけでなく、人に危害を及ぼすこととなります。
動物が繁殖し、繁殖数が増加しても適切に飼養できる場合以外は、できる限り繁殖を制限するように努めましょう。繁殖を制限する主な方法としては、去勢手術(数千~数万円)、不妊手術(数万円)、雄雌の分別飼育などがあります。不妊去勢手術は、一般的には大人になる前に行う方が望ましいとされており、その効果としてはみだりな繁殖を防止するだけでなく、性格が穏やかになってしつけがしやすくなること、発情期のストレスを軽蔑できること、子宮蓄膿症等の病気を予防できること等があげられています。なお、デメリットとしては肥満やホルモン失調が認められる場合があること等があげられています。
その他
仔犬・仔猫の時に親兄弟と過ごした経験は忘れません。親兄弟と別に飼う場合は、ある程度大きくなってから(社会化期が過ぎてから)が望ましいといわれています。
個体識別と終生飼養。マイクロチップ等による個体識別措置による所有者の明示と終生飼養は、飼い主の愛情と責任のあかしです。
本文は必要最小限のことについて記載したものです。飼養保管方法の詳細については、専門の飼育書等をご参照下さいませ。
「健康診断書」について
健康診断書のサンプル画像